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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2010年07月12日

胃カメラはどうすれば受けられるのでしょうか?

胃カメラ(胃内視鏡)検査は、食道・胃・十二指腸の病気がないかチェックする検査です。

胃がん検診として行なう場合と、胃十二指腸や食道の異常が疑われる場合に検査します。

後者の場合は保険診療となります。

大きな特徴は、拡大された鮮明な画像で病変をチェックできることと、組織を採取することが

できるので、胃炎の程度や悪性の病変かを見分けることができます。

非常に有効な検査なのですが、口から異物を入れられる抵抗感から敬遠されがちです。

ところが最近のカメラは口径が細くなってきているので、昔よりも楽だと思います。

口から入れるカメラがどうしても苦手な人には、細径カメラも選択枝としてあります。

これは鼻から入れて胃の中を検査できるので、だいぶ楽に検査できます。

胃や食道の症状には下記のような症状を参考にしてみてください。

食欲がわかない、すぐに満腹になってしまう、食後の胃もたれや胃の痛み、お腹のはり、

胸がやけつくような感じ、食後にすっぱいものがあがってくる、のどに何か塊がある感じ

がある、げっぷや咳がでる・・・など、ほぼ何でもありという印象ですね!

「楽な内視鏡検査」に興味のある方はクリニックにご相談ください。  
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Posted by まつなみクリニック at 15:16消化器科

2010年02月20日

ピロリ菌て最近聞きますが・・・ナニソレコワイ

今回はピロリ菌について投稿します。

日本人のピロリ菌感染者は6000万人いるといわれています。

胃の中に好んで住みつき、胃の壁を傷つける細菌で、1983年に発見されました。

正式名はヘリコバクター・ピロリといいます。

多くは乳幼児期に口から入って感染するのだろうと考えられています。



胃・十二指腸潰瘍の患者さんにピロリ菌を検査すると、約90%の患者さんがピロリ菌に

感染していて、胃・十二指腸潰瘍の原因になっていることがわかっています。

実際、ピロリ菌がいる場合は潰瘍の治療をしても1年後には60%以上の患者さんが

潰瘍を再発してしまいます。一方、ピロリ菌を除菌すると潰瘍の再発が著しく減少する

ことが報告されています。

胃癌の大部分も感染者であり、非感染者の胃粘膜に胃癌が発症することはまれである

ことも判明しています。

除菌治療は、一部の患者さん(胃潰瘍・十二指腸潰瘍と診断された人)に保険の適用

が認められており、病院などで上記の診断を受けた人はピロリ菌のチェックを受け、陽性

の場合は除菌治療を受けます。

潰瘍と診断されない健常な人の検査や治療は保険の適用外とされているので、全額

自己負担となります。

感染診断は、内視鏡検査の際に行なう鏡検や培養検査、血液・尿からの抗体測定、

尿素呼気試験、便検査などのいずれかの方法で判定します。

最近では内視鏡を受けなくてもピロリ菌の感染診断が可能なので、検査自体には

苦痛はありません。

ヒト胃粘膜の一生を劇的に変えてしまい、最近では胃外性病変でも関与が明らかに

なってきたピロリ菌の感染診断は、予防医学の観点からは一度受けておきたいもの

です。  
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Posted by まつなみクリニック at 12:00消化器科

2009年08月24日

胸やけについて

食後の胸やけに悩まされる人の数が最近増えています。

これは食生活の変化や仕事のストレスなどが係っているとされていて

多くは胃の中の胃酸が食道に逆流することがひとつの原因です。

食道の下端がくりかえし胃酸にさらされると食道粘膜が次第にただれてしまいます。

これを「逆流性食道炎」と呼びます。

日常生活での注意点は、脂肪の多い食品や香辛料など胃酸の分泌を促す食品を避けたり

過食を避けて腹八分目にするなどのこころがけが大事です。

特にアルコール・タバコは悪化要因となります。

仕事で忙しい人はストレスを解消してゆったり過ごすことも必要でしょう。

薬で治す場合は、胃酸分泌を抑える薬が中心となります。

いったん治っても再発しやいので、生活習慣を見直す努力も必要です。








  
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Posted by まつなみクリニック at 11:29消化器科