2011年03月29日

放射能汚染を実感する その1

原発に関しては深刻な事態が続いています。土壌と水道水の汚染も報告され不安は増幅する
一方ですね。
私は10年前から使用していた浄水器「シーガルフォー」が壊れたばかりでどうしたものか検討
していました。そもそも家庭用の浄水器で効果があるかどうかもわかりません。政府はただち
に健康には影響ないレベル、と説明しますが、その言葉の裏に(長期化すれば健康に影響を
及ぼす可能性がある)と読み解く人も多いだろうと思います。実際のところ数々の情報源から
4月中旬までは放射性物質をなるべく取り込まないようにした方がよいと思います。

まず生活に関る水について専門外の分野なので調べてみました。

① 日本の水道水の基準






http://wwwhourei.mhlw.go.jp/cgi-bin/t_docframe2.cgi?MODE=hourei&DMODE=SEARCH&SMODE=NORMAL&KEYWORD=%90%85%8e%bf%8a%ee%8f%80%82%c9%8a%d6%82%b7%82%e9%8f%c8%97%df%82%cc%8b%4b%92%e8%82%c9%8a%ee%82%c3%82%ab%8c%fa%90%b6%98%4a%93%ad%91%e5%90%62%82%aa%92%e8%82%df%82%e9%95%fb%96%40&EFSNO=565&FILE=FIRST&POS=0&HITSU=4

日本の水道水質基準には放射性物質に関する項目は設定されていませんでした。

② WHOの飲料水水質ガイドライン










http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf



世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインでは、一生涯にわたって水道水を飲み続けても
健康影響が生じないレベルを示し、各国の水質基準等の参考にされています。WHOはガイド
ラインにおいて放射能単位によるスクリーニング監視を推奨しており、全α放射能では0.5Bq/L、
全β放射能では1Bq/Lを超える場合に限って個々の放射性核種の分析を行うとしています。
資料の203Pでヨウ素131(I 131)のガイダンスレベルは10Bq/Lとなっています。
ヨウ素131に関しては、10Bq/Lを越えないことが目安と思われます。

③ 国際基準値







国際原子力機関(IAEA)も原発事故など緊急時用に基準値を設けています。
IAEA Safety Standards
http://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/Pub1467_web.pdf

I-131は3×10の三乗=放射性ヨウ素3000Bq/Kgとなっています。
また、IAEAが定める平常時の基準値は放射性ヨウ素100Bq/Kgです、WHOが定めるもの
より10倍も高い数値になっています。

④ 日本の暫定規制値(暫定基準値)







原子力施設等の防災対策について(平成22年8月一部改訂)
http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/history/59-15.pdf

原発事故など緊急時の場合には特定の放射性物質が出てしまうため、原子力安全委員会に
よって「飲食物の摂取制限に関する指標」が設けられています。これを元に2011/03/17厚生
労働省が「暫定規制値」として言葉を変えて設定しました。
23-24Pが「災害応急対策の実施のための指針 飲食物摂取制限に関する指標」
飲料水に関しては、放射性ヨウ素300Bq/Kg(≒300Bq/L)となっています(乳児の基準は
100Bq/Kg)。

災害対策としてすでに指標があったようですが、暫定規制値という名称になっているため
不安を煽る結果になっているのかもしれません。
(つづく)


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Posted by まつなみクリニック at 15:10 │その他